乳児の寝返りはいつから?夜の対策とスワドル卒業の目安

乳児の寝返り 成長と発達

寝返りとは?

寝返りとは、赤ちゃんが自分の力で「仰向けからうつ伏せ」に体をひっくり返す動作のことです。首や背中の筋肉が発達してくると自然に見られるようになり、運動能力の成長を感じられる大きな節目です。

平均的な寝返りの時期

一般的に 生後4〜6か月頃 に始まるといわれています。早い子は3か月、遅い子は7か月以降になることもあります。個人差が大きいため、焦らずに赤ちゃんのペースを見守りましょう。

うつ伏せから仰向けに戻るのはいつ?

寝返りで「仰向け→うつ伏せ」ができるようになっても、すぐに「うつ伏せ→仰向け」に戻れるわけではありません。多くの赤ちゃんは、寝返り習得後 数週間〜1か月ほど遅れて 戻り方を覚えることが多いです。

その間はうつ伏せのまま泣いてしまうこともあり、親としては見守りが欠かせません。

寝返りが始まると夜が怖い理由

寝返りを覚えると、夜の睡眠中にうつ伏せになったまま戻れず、窒息のリスクが心配になります。

また、寝返りが楽しくて何度も繰り返し、眠れなくなる赤ちゃんもいます。

我が家でも、寝返りが始まった頃は夜が気になって眠れず、ベビースマイルのベビーアラーム を念のため使っています。呼吸や動きを感知してアラームで知らせてくれるため、心配が軽減されました。

夜の寝返り対策

  • 寝具はシンプルに枕やぬいぐるみ、掛け布団は窒息のリスクになるため置かない。
  • 仰向け寝を基本に厚生労働省も推奨する「仰向け寝」を心がける。
  • モニターやアラームの活用ベビーアラームやベビーモニターは、精神的な安心につながる。
  • 日中の運動で体力発散昼間に遊んで疲れさせることで夜の寝付きが良くなることもある。

スワドルはいつまで?使えるタイプはある?

新生児期から人気のスワドル(おくるみ)ですが、寝返りが始まったら基本的に卒業 です。腕を固定したままうつ伏せになると、自力で戻れず危険だからです。

ただし最近は、手を出せるタイプのスワドル もあります。腕が自由に動かせるので、完全固定型よりは安全性が高く、寝返り期に移行する際のアイテムとして使える場合もあります。

それでも「完全に安全」というわけではないため、寝返りが始まったら様子を見てスリーパーなどに切り替えるのがおすすめです。

寝返り防止グッズの比較

寝返りが始まった赤ちゃん向けに、市販の「寝返り防止グッズ」もあります。ただし、どれも万能ではないため特徴を理解して選ぶことが大切です。

  • 寝返り防止クッション両脇にクッションを置いて赤ちゃんの体を固定するタイプ。寝返りを物理的に防止できますが、使い方を誤ると窒息リスクになるため注意が必要です。
  • スリーパー(着る布団)腕や足を自由に動かせるため寝返りは防止できませんが、布団を蹴っても安心。安全性が高く、寝返り後も長く使えるため人気です。
  • ベビーセンサー・アラームグッズで物理的に防ぐのではなく、寝返りや呼吸を感知してアラームで知らせる仕組み。見守り用として精神的に安心できます。

我が家では「完全に防ぐ」よりも「もしもの時に気付けること」を重視し、ベビーアラームを選びました。

昼間の練習法で夜の不安を減らす

寝返りは成長の自然なステップなので、防ぐよりも「安全に練習させること」が重要です。昼間にしっかり練習することで、夜の不安も軽減されます。

  • プレイマットの上で練習柔らかすぎないマットの上に寝かせて、自由に体を動かせる環境を作る。
  • うつ伏せ遊び(タミータイム)首や背中の筋肉を鍛え、寝返りやハイハイの基礎になります。親が横で声をかけてあげると楽しみやすい。
  • 親が手伝って転がしてあげる赤ちゃんの体を軽くサポートして転がしてあげると、動きの感覚を覚えやすくなります。

日中にたっぷり動くことで、夜もスムーズに眠りやすくなります。

まとめ

  • 寝返りは平均4〜6か月頃に始まる。
  • 「うつ伏せ→仰向け」に戻れるようになるのは、寝返り習得から数週間〜1か月後が多い。
  • 夜は窒息リスクがあるため、布団環境を整え、ベビーアラームなどの見守りグッズを活用。
  • スワドルは寝返りが始まったら卒業。手を出せるタイプなら移行期に使えることもある。
  • 寝返り防止クッションやスリーパー、アラームなど特徴を理解して活用。
  • 昼間にしっかり練習しておくことで、夜の寝返り不安も軽減できる。

寝返りは成長の証であり、親として嬉しい反面、夜の心配が増える時期です。防止グッズや練習法をうまく取り入れながら、安心して見守っていきましょう。

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