赤ちゃんの爪はなぜすぐ伸びるの?
新生児や乳児の爪はとても柔らかく、成長も早いのが特徴です。
生後すぐの赤ちゃんでも、気づけば数日で爪が伸びていて、自分の顔を引っかいてしまうこともあります。
特に睡眠中やミルクを飲むときなど、無意識に手を動かすタイミングで傷を作ってしまうことがあるため、爪のケアは早めから意識しておきたいポイントです。
ハサミ型 vs 電動やすり どちらがおすすめ?
赤ちゃんの爪切りには主に「ハサミ型」と「電動やすり型」の2種類があります。
■ ハサミ型の特徴
- 小回りが利き、細かい部分を整えやすい
- 価格が手頃(1,000円前後から)
- 切る感覚が分かりやすい
- ただし動いた瞬間に指先を切ってしまうリスクも
初めての頃は怖いと感じるパパママも多いですが、赤ちゃんが寝ている時や授乳後など、リラックスしているタイミングに使うと安全に切ることができます。
■ 電動やすり型の特徴
- 爪を削るので安全性が高い
- 切りすぎの心配が少ない
- 寝ている間でも使いやすい(静音タイプが多い)
- やや価格が高め(3,000〜5,000円程度)
我が家では最初ハサミ型を使っていましたが、動きが活発になってきた頃から電動やすりを併用するようになりました。寝ている時にやすりで軽く整えるだけでも、引っかき防止になります。
爪切りの頻度はどれくらい?
赤ちゃんの爪は成長が早く、週に1〜2回のケアが目安です。
手の爪はすぐ伸びますが、足の爪はややゆっくりなので2週間に1回程度でも大丈夫です。
我が家では毎週「日曜の夜」を爪チェックの日に決めて、こまめに整えるようにしています。
定期的に見ることで、爪の形の変化や炎症の早期発見にもつながります。
爪切りの注意点
赤ちゃんの爪は薄くて柔らかいため、以下の点に注意しましょう。
- 爪の白い部分だけを切る(深爪しない)
- 指先のカーブに沿って丸く切る
- 手足を清潔にしてから行う
- 照明の明るい場所で行う
- 動いて危険な時は、授乳後や寝ている間に
特に、深爪をすると皮膚に傷がつき、細菌が入りやすくなります。
我が家の失敗談:巻き爪と腫れで病院へ
実は我が子も、生後3か月の頃に巻き爪になってしまいました。
爪の端が皮膚に食い込み、指先が赤く腫れてしまったのです。
最初は「少し赤いかな?」程度でしたが、数日で膿のようなものが出てきて小児科を受診。
「爪が深く入り込んで炎症を起こしています」と言われ、抗菌の軟膏を処方されました。
この経験から痛感したのは、
「深爪しすぎないこと」と「端の角を残さないこと」 の大切さ。
爪の端が鋭く残っていると、成長とともに皮膚を押し込んでしまい、巻き爪につながります。
やすりで軽く丸く整えるだけでも防止できます。
巻き爪・炎症のサインを見逃さない
以下のようなサインが見られたら、自己処理せずに早めに小児科や皮膚科を受診しましょう。
- 指先が赤く腫れている
- 膿が出ている
- 触ると痛がる
- 爪の端が皮膚に食い込んでいる
赤ちゃんの皮膚はとてもデリケート。悪化すると化膿して痛みが強くなることもあります。
「たかが爪」と思わず、清潔を保ち、早めのケアを心がけましょう。
まとめ:こまめなケアが赤ちゃんの指を守る
赤ちゃんの爪切りは、慣れないうちは緊張しますが、**慣れるほどに「愛情時間」**になります。
我が家では、寝る前に「今日も一日がんばったね」と声をかけながら爪を整えるのが日課になりました。
ハサミでも電動やすりでも、自分たちに合う方法を見つけて、こまめにケアしてあげてください。
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