赤ちゃんにミルクをあげていると、「量は足りているのかな?」「多すぎていないかな?」と悩むことがありますよね。私も混合育児をしている中で、ミルク缶の表示量を見ながら戸惑うことがありました。今回は、**「ミルクの量が足りているか不安なときに確認できる5つのチェックポイント」**をご紹介します。
1. 体重の増え方を観察する
ミルク缶に書いてある量はあくまで目安。
何よりも重要なのは、赤ちゃんの体重がきちんと増えているかどうかです。
目安としては以下の通り:
- 新生児期(生後0〜1カ月):1日あたり約20〜30g増加
- 生後1〜3カ月:1日あたり約25〜30g増加
- 生後3〜6カ月:1日あたり約20〜25g増加
スーパーやショッピングセンターに設置されているベビー用体重計を使えば、自宅になくても定期的にチェックできます。母子手帳の成長曲線も参考にしてみましょう。
2. 泣き方をチェック
足りなければ泣くし、あげすぎると吐き戻す。
赤ちゃんの泣き方や落ち着き具合からも、ミルクが足りているかどうかが分かります。泣き続けているからといって必ずしも「お腹が空いている」とは限らないので、オムツや抱っこも合わせて確認しましょう。
3. おしっこの回数
おしっこは水分摂取量のバロメーター。
新生児なら1日5〜6回以上おしっこが出ていれば、ミルクはしっかり足りていると考えてOKです。
4. 吐き戻しの様子
あげすぎると吐き戻しやすくなります。少量の吐き戻しはよくあることですが、大量に吐く・頻繁に吐く場合は小児科で相談を。「泣く=もっと欲しい」ではなく、バランスを見極めることが大切です。
5. 発達や機嫌のチェック
授乳後に落ち着いて眠れるか、日中ご機嫌で過ごせているか、また月齢に合った発達が見られているかも大事なポイントです。
まとめ
- ミルク缶の表示量は目安にすぎない
- 一番大切なのは体重が順調に増えているか
- 泣きや吐き戻しの様子からも判断できる
助産師さんからも「体重がきちんと増えていれば問題ない」とよく言われます。
毎回完璧に量を合わせようとせず、赤ちゃんの成長や日々の様子を観察しながら、少しずつバランスを見つけていきましょう。
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