新生児期は消化機能が未熟なため、便秘のように見えることがよくあります。
「うんちが出ないけど大丈夫?」と心配になった私自身も、小児科で相談したことで安心できた経験があります。ここでは、小児科で教わった便秘対処法と、実際に効果を感じた方法をご紹介します。
新生児に便秘はよくあること?
小児科の先生によると、3〜4日うんちが出ないことも珍しくないとのこと。
ただし、4〜5日以上出ない場合は受診の目安になると説明を受けました。
この一言で、必要以上に焦らなくてよいことを知り、とても安心しました。
小児科で教わった便秘対処法
① 綿棒浣腸(肛門刺激)
小児科で相談した際に教わったのは、ただ綿棒を肛門に入れるだけでは意味が薄いということ。
**「大きく円を描くように刺激する」**のがコツだそうです。
もちろん、
- 強く入れすぎない
- 赤ちゃんの表情を見ながら適切に行うことが大前提です。
私も何度も綿棒浣腸をしましたが、直後に出るパターンもあれば、数時間後に出るパターンもありました。
② お腹マッサージ
「の」の字を描くようにやさしくさすります。
先生からは「お腹がほんの少し凹むくらいの強さで十分」とアドバイスされました。
ガスがたまっている時にも効果があり、我が家でも定番のケアになっています。
③ 足の運動(自転車こぎ)
足を持って自転車をこぐように動かすと、腸が活発になります。
特におならが出ることが多く、ガス抜きにも効果的です。
④ 授乳リズムと便秘
授乳後は腸の動きが活発になり、便が出やすい状況になるそうです。
そのタイミングでマッサージや足の運動を組み合わせると効果的でした。
⑤ 体勢を工夫する(我が家で一番効果的だった方法)
一番便秘解消に効果があったと感じたのは「体勢」でした。
私が実践しているのは、
- 膝を立てて座る
- 両脚の太ももの上に赤ちゃんを乗せる
- 赤ちゃんの脚が自然と M字 になる

この姿勢にすると、赤ちゃんがうまくいきむことができ、我が家では毎日この体勢でうんちが出ています。
受診の目安
以下の場合は早めに小児科を受診しましょう。
- 4〜5日以上便が出ない
- 嘔吐や発熱がある
- 授乳量が減って元気がない
- 便が硬くて血が混じる
まとめ
- 新生児は3〜4日うんちが出ないことも普通
- 5日以上出ない時は受診を検討
- 綿棒浣腸は「円を描くように刺激」がコツ
- お腹マッサージは「少し凹むくらい」で十分
- 足の運動はおならやガス抜きに効果的
- 授乳後にマッサージや運動をすると出やすい
- 体勢を工夫すると毎日快便になることも!
便秘は親にとって心配なことですが、焦らず工夫しながら見守ることが大切です。
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