「赤ちゃんが寝ているのに手足をバタバタ動かす」「夜中にモゾモゾして起きてしまう」――そんな姿を見ると、親としては心配になりますよね。
でも、実はこれは赤ちゃんの睡眠サイクルの特徴と成長の証なんです。
赤ちゃんの睡眠サイクルは大人と違う
大人は約90分で「浅い眠り」と「深い眠り」を繰り返しますが、赤ちゃんはその半分ほどの約40〜60分で1サイクル。
その中で、次の2つの眠りを交互に繰り返しています。
| 睡眠の種類 | 状態 | 特徴 |
|---|---|---|
| 浅い眠り(レム睡眠) | 脳が活発に働く | 夢を見たり、体を動かしたりする |
| 深い眠り(ノンレム睡眠) | 体をしっかり休める | 呼吸が落ち着き、体の動きが少なくなる |
赤ちゃんはこのサイクルを一晩に何度も繰り返しているため、夜中に動いたり、泣いたりしているように見えるのです。
動くのは「浅い眠り(レム睡眠)」のサイン
赤ちゃんが寝ている時に体を動かすのは、主に浅い眠り(レム睡眠)のときです。
脳が活発に働き、夢を見たり、神経が成長したりする時間でもあります。
この時期には、以下のような動きが見られます。
- 手足をバタバタ動かす
- 顔をしかめたり、笑ったりする
- 体をよじる・寝返りする
- 小さくうなったり、泣き声を出す
このような動きは眠りの一部であり、起きたわけではありません。
数分待つと再び深い眠りに入ることが多いため、無理に起こさずにそっと見守ることが大切です。
成長とともに動き方も変化する
赤ちゃんの動きは月齢によって変化します。
動くこと自体は脳と体の発達のサインでもあります。
| 齢 | 主な動き | 特徴 |
|---|---|---|
| 0〜4か月 | 手足をピクピク動かす | 反射的な動きが中心 |
| 5〜8か月 | 寝返りをする | 浅い眠りで体勢を変える |
| 9か月〜 | よく寝返り・寝相が激しくなる | 成長とともに眠りが安定してくる |
「よく動く=眠れていない」わけではなく、体の神経が発達している証拠なんです。
よく動く赤ちゃんへの安心対策
赤ちゃんがよく動いても、安心して眠れるように次のポイントを意識しましょう。
① 寝返りしても安心な寝具を使う
- 固めのマットレスを選ぶ
- 枕・ぬいぐるみ・大きな布団は避ける
- スリーパーを着せて、布団を蹴っても冷えないようにする
② 寝返り防止クッションを活用
寝返り期(5〜8か月ごろ)の赤ちゃんには、寝返り防止クッションを使うと安心。
ただし、完全に固定せず、窒息の危険がないよう注意しましょう。
③ 室温・湿度を快適に保つ
- 室温:20〜24℃
- 湿度:50〜60%体をよく動かすのは、暑すぎたり寒すぎたりすることが原因のときもあります。
親ができる見守りポイント
赤ちゃんが動いても、次のような場合は問題ありません。
- 呼吸が苦しそうでない
- 顔色が良い
- 数分後に落ち着く
ただし、以下のような時はすぐに確認・受診を。
- 呼吸が止まる・不規則
- 顔色が青白い
- 長時間泣き続けて眠れない
まとめ
赤ちゃんが夜寝ている時によく動くのは、
「眠りの浅いタイミングでの自然な反応」
「脳や神経が発達している証」
です。
動く姿を心配しすぎず、安心して眠れる環境を整えてあげることが大切です。
元気に動く姿を見ながら、日々の成長を優しく見守っていきましょう。
にほんブログ村
コメント