乳児が寝ている時にいきなり泣き出す理由と対策|夜泣きとの違いも解説

泣いている赤ちゃんとママとパパ 赤ちゃんのケア

はじめに

「ぐっすり寝ていたのに、いきなり泣き出した!」

そんな経験をしたパパママは多いのではないでしょうか。

我が家の子も、生後3〜4か月頃までは寝ている途中で突然泣き出すことがあり、最初はびっくりしました。

でも原因を知ることで、落ち着いて対処できるようになります。


乳児が寝ている時にいきなり泣き出す主な原因

① 浅い眠り(レム睡眠)によるもの

赤ちゃんは大人よりも眠りが浅く、レム睡眠の割合が多いです。

レム睡眠中は夢を見たり、脳が活発に動いているため、突然泣き出すことがあります。

しばらくすると再び眠りに戻ることも多いので、すぐに抱き上げず少し様子を見てもOKです。


② 成長による脳や神経の発達

乳児期は脳や神経が急速に発達しており、刺激に敏感になりやすい時期です。

そのため、音や光、体の感覚などに反応して泣き出すことも。

これは成長の証でもあるため、過度に心配する必要はありません。


③ 体の不快感(暑い・寒い・オムツ・お腹の張り)

寝ている間に汗をかいたり、お腹が張ったり、オムツが濡れて不快になったりすると泣きます。

特に乳児はまだ体温調節がうまくできないため、室温や服装にも注意が必要です。

我が家では、寝室を25〜26℃程度、湿度を50〜60%に保つことで安定して眠れるようになりました。


④ 夢やびっくり反射(モロー反射)

生後3か月頃までは、モロー反射と呼ばれる「びっくり反射」がよく見られます。

寝ている間に突然手足をバッと広げて泣くのはこの反射が原因です。

スワドル(おくるみ)で包んであげると、安心して眠れることが多いです。


⑤ 空腹・お腹のガス

赤ちゃんは胃が小さいため、夜中にお腹が空いて泣くこともあります。

また、ゲップが出ずにガスがたまって苦しくて泣くケースも。

授乳後はしっかりゲップをさせてから寝かせてあげましょう。


夜泣きとの違い

「夜泣き」は、主に生後6か月以降に見られる現象で、

一度起きてからしばらく泣き続け、抱っこや授乳をしてもなかなか落ち着かないのが特徴です。

一方、「寝ている時にいきなり泣き出す」場合は、数分で再び眠ることも多く、

まだ浅い睡眠サイクルの中での反応であることがほとんどです。


パパママができる5つの対策

① 室温・湿度を快適に保つ

赤ちゃんにとって快適な環境(室温25℃前後・湿度50〜60%)を維持しましょう。

エアコンの風が直接当たらないようにも注意。


② スワドルや寝具で安心感を

おくるみやスリーパーで優しく包むことで、モロー反射を抑えられます。

ただし、成長に合わせて締めすぎないように注意。


③ 寝る前のルーティンをつくる

寝る前に「授乳 → おむつ替え → 明かりを落とす → 子守歌」など、

毎晩同じ流れをつくることで赤ちゃんは安心して眠れます。


④ 抱っこやトントンで安心させる

すぐ泣き止まない場合は、やさしく抱っこして背中をトントン。

我が家の子も、胸の上に乗せて寝かせると安心することが多かったです。


⑤ 無理に起こさず、少し様子を見る

泣いてもすぐに抱き上げず、まずは1〜2分ほど観察を。

再び眠りに戻ることもあるので、過剰に反応しなくても大丈夫です。


まとめ

乳児が寝ている時にいきなり泣くのは、ほとんどの場合「浅い眠り」や「成長による反応」です。

環境を整え、やさしく見守ることが大切。

赤ちゃんが安心して眠れるように、パパママの穏やかな対応が何よりの安心材料になります。

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