はじめに
赤ちゃんの授乳間隔やミルクの量について、「時間を決めてあげる派」と「欲しがる時にあげる派」に分かれることが多いですよね。
我が家でもこのテーマにはよく悩まされました。今回はその体験と、助産師さんから聞いたアドバイスを交えてまとめます。
我が家の授乳スタイルと悩み
我が家では、**「3時間おきのミルク」**を目標にしています。
しかし実際には、赤ちゃんの機嫌や眠る時間によって前後してしまうことも多く、
「時間通りにあげなきゃ」と思うと予定がうまく組めず、外出も難しくなってしまいます。
一方で、友人の家庭では**「赤ちゃんが欲しがった時に与える」**スタイル。
総量は気にせず、泣いたり口を動かしたりしたらすぐにミルクを用意しているそうです。
どちらが正しいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
授乳間隔はどう決めるべき?
一般的には、新生児〜3か月頃までは2〜3時間おきが目安とされています。
ただしこれはあくまで平均値。
母乳かミルクか、赤ちゃんの体重増加のペース、消化の速さなどによって最適な間隔は変わります。
- 母乳:消化が早いため、欲しがる時にこまめにあげてOK
- ミルク:腹持ちがよいので、最低でも2時間以上あけるのが理想
無理に時間をきっちり守る必要はなく、前後30分くらいのズレはまったく問題ありません。
1日のミルク総量は気にするべき?
ミルク缶やメーカーの表示には「1回○ml × 1日○回」と目安が書かれていますが、
これはあくまで平均的な体重増加を前提にした目安です。
赤ちゃんの体重が順調に増えていて、排泄(おしっこ・うんち)の回数も問題なければ、
総量に神経質になる必要はありません。
逆に、体重が増えにくい場合や、飲んでもすぐ吐き戻す場合は、
一度小児科や助産師さんに相談してみるのが安心です。
ミルク間隔は最低どのくらい空ける?
基本の目安は以下の通りです。
| 月齢 | 授乳間隔の目安 | 1日の回数目安 |
|---|---|---|
| 0〜1か月 | 2〜3時間 | 8〜10回程度 |
| 2〜3か月 | 3〜4時間 | 6〜8回程度 |
| 4〜5か月 | 4時間前後 | 5〜6回程度 |
ミルクの場合、2時間未満での連続授乳は避けるのが原則です。
胃に負担がかかり、吐き戻しや消化不良の原因になることがあります。
我が家がたどり着いた結論
いろいろ試した結果、我が家では**「基本は3時間おき+赤ちゃんの様子を見て前後OK」**という柔軟スタイルに落ち着きました。
泣く理由が「お腹が空いた」だけとは限らないため、
まずはオムツ・室温・眠気なども確認し、それでも欲しがるようなら少し早めにあげています。
「きっちり守ること」よりも、「赤ちゃんが心地よく過ごせること」を優先するように意識しています。
まとめ
- 母乳は「欲しがる時に」、ミルクは「2時間以上間隔を空けて」が基本
- 1日の総量は体重増加が順調なら神経質にならなくてOK
- 授乳時間は目安であり、赤ちゃんの個性や生活リズムに合わせて柔軟に
- 親がストレスを感じないスタイルを見つけることが大切
授乳は「正解」があるわけではありません。
赤ちゃんとパパママのペースが噛み合う方法を見つけることが、何よりのポイントです。
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