タミータイムとは?
タミータイム(Tummy Time)とは、赤ちゃんをうつ伏せにして過ごさせる時間のこと。
「Tummy=お腹」という英語の通り、お腹を下にして遊ばせることで、首や背中、腕の筋肉を鍛える発達促進の運動です。
生まれてすぐは首がすわっていないため、抱っこ以外では仰向けで過ごす時間がほとんど。
しかし、タミータイムを取り入れることで首すわり・寝返り・ハイハイの準備につながります。
タミータイムの効果
タミータイムには、次のような効果があります。
- 首や背中の筋肉が発達する(首すわりの練習になる)
- 頭の形のゆがみ予防(ずっと仰向けだと後頭部が平らになりやすい)
- 視野が広がり、探索力が高まる
- 体幹のバランス感覚が身につく
我が家でも、タミータイムを始めてから首の動きがしっかりしてきた印象がありました。
また、周囲の物を目で追う時間も増え、遊びながら発達を感じられるようになりました。
タミータイムのやり方
- 赤ちゃんを安全な場所に寝かせる 柔らかすぎないマットやベビー布団の上で行います。
- うつ伏せにする 大人がすぐそばで見守りながら、胸の下にタオルを入れてあげると楽になります。
- 声をかけたり、おもちゃを見せたりしてあやす 赤ちゃんが顔を上げようとすることで自然に筋肉が鍛えられます。
- 嫌がったらすぐにやめる 無理をせず、少しずつ慣らしていくのがポイントです。
我が家では、おむつ替え後やご機嫌な時間帯に2〜3分からスタートしました。
最初はすぐ泣いてしまいましたが、毎日少しずつ続けていくうちに、顔を上げて笑う時間が増えました。
いつから始める?どのくらいやる?
一般的には生後2〜3週間ごろから少しずつ始められます。
最初は1〜2分、慣れてきたら1回5分程度を1日2〜3回が目安です。
ポイントは「無理せず短時間から」。
赤ちゃんが泣いたり疲れたりしたら、すぐに仰向けに戻してあげましょう。
タミータイムの注意点
- 必ず目を離さない(窒息の危険があるため)
- 柔らかすぎる布団やベッドの上では行わない
- ミルク直後は避ける(吐き戻しの原因になるため)
- 嫌がる場合は胸の上でもOK(親の胸の上でうつ伏せにしても十分効果あり)
「泣いてしまう=嫌い」ではなく、筋肉を使って頑張っているサイン。
少しずつ慣らすことが大切です。
まとめ
タミータイムは、特別な道具もいらないシンプルで効果的な発達サポート法です。
毎日少しずつ続けることで、赤ちゃんの運動能力・体幹・バランス感覚の成長を促してくれます。
親子のコミュニケーションにもなるので、遊び感覚で気軽に取り入れるのがおすすめです。
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