赤ちゃんを育てていると「ゲップは毎回出さないとダメ?」「どうやって出すの?」「なかなか出なくて不安…」と悩むパパ・ママは多いですよね。この記事では、乳児のゲップの必要性・方法・いつまで続けるか・吐き戻しやしゃっくりとの関係をまとめ、我が家での体験談も交えてご紹介します。
乳児にゲップが必要な理由
赤ちゃんは母乳やミルクを飲むときに空気も一緒に飲み込みます。お腹に空気がたまると、
- 胃が圧迫されて吐き戻しやすい
- 不快感で泣きやすい
- 胃の中のガスが原因で眠りが浅くなる
といった影響が出ることがあります。
実際に我が子もゲップが出ないと不快で泣いてしまい、スムーズに寝てくれません。さらに吐き戻しもしやすくなるため、ゲップは大切なケアだと実感しました。
ゲップの仕方と体勢
我が家で試した体勢
- 肩に抱っこする方法 一般的な方法ですが、我が家ではあまりゲップが出ませんでした。
- 膝の上で座らせる方法 新生児の時はこれが一番ゲップが出やすく効果的でした。片手で胸とあごを支えて、背中を優しくさすってあげます。
- うつ伏せにする方法 膝の上でうつ伏せにして背中をさすると、リラックスして出ることもあります。
出し方のポイント
助産師さんから教わったのは、背中をトントンと叩くよりも、下から上にさする方が効果的ということ。実際に試してみるとスムーズにゲップが出ることが多かったです。
ゲップの種類
ゲップにはいくつか種類があります。
- 大きな「ゲフッ」という音 → 分かりやすくスッキリ感もある
- 小さな「プスッ」という音 → 注意して耳を澄ますと聞こえる
- 音がなくても口から空気や少量のミルクが出ることも
我が子の場合も、大きな音のときは安心できますが、小さな音のときは聞き逃さないように意識して観察するようにしています。
赤ちゃんのサインを見逃さない
ゲップがなかなか出ずに諦めて横抱きに戻したあと、数分後に顔を赤くして力んでいることがありました。そのときに再び縦抱きにすると、割とゲップが出ることも。
赤ちゃんは言葉で伝えられない分、表情や仕草で「まだゲップが残っているよ」というサインを出していることがあります。よく観察することで、不快感を和らげてあげられるかもしれません。
いつまでゲップは必要?
一般的には 生後4〜6か月頃まで が目安といわれます。
- 首や背中の筋肉が発達して自分で体を動かせるようになる
- 腹圧が自然にかかって自分でゲップを出せるようになる
この時期になると、毎回ゲップをさせなくても自然に空気を吐き出せるようになっていきます。
吐き戻しとゲップの関係
ゲップを出すことで吐き戻しを減らすことはできますが、完全に防ぐことはできません。
- 赤ちゃんの胃は未発達で逆流しやすい構造
- ミルクを一度に多く飲むと吐き戻しやすい
少量の吐き戻しで機嫌が良ければ心配は不要です。ただし、大量に吐く・体重が増えないなどの異常があれば小児科に相談してください。
しゃっくりはゲップが原因?
赤ちゃんのしゃっくりは横隔膜の刺激が原因で起こります。
- 授乳でお腹が膨らんだとき
- 急に体が冷えたとき
ゲップをさせると落ち着く場合もありますが、必ずしもゲップが原因ではありません。しゃっくりは無害なので、長引かない限り心配しなくて大丈夫です。
まとめ
- 新生児〜数か月はゲップが必要
- 体勢は「肩に抱っこ」「膝に座らせる」「うつ伏せ」が代表的
- 背中はトントンより下から上にさするのが効果的
- 大きな音だけでなく小さなゲップにも注意
- 赤ちゃんの表情や仕草に「ゲップのサイン」があるかも
- 生後4〜6か月頃には自然に出せるようになる
我が子の様子を観察しながら、無理なく取り入れていくことが大切です。
にほんブログ村

コメント