赤ちゃんの頭皮や首まわりはとてもデリケートで、ちょっとした刺激や環境の変化で湿疹が出てしまうことがあります。我が家でも頭皮湿疹や耳の裏の湿疹に悩まされた時期があり、色々と試した結果、改善のヒントを見つけました。今回はその体験に加えて、一般的な原因や病院に行く目安についてもまとめます。
頭皮湿疹の一般的な原因
乳児の頭皮湿疹は、多くの場合「乳児脂漏性湿疹」と呼ばれるもので、以下のような要因が関係しています。
- 皮脂の分泌が活発生後数か月は皮脂の分泌が盛んなため、毛穴に皮脂がたまり炎症や湿疹の原因になることがあります。
- 洗い残しや汚れシャンプーや石鹸のすすぎ残し、汗や汚れが皮膚に残ることで刺激となり湿疹が出ることもあります。
- 乾燥や摩擦皮膚が乾燥していたり、衣服やタオルとの摩擦で炎症が起きる場合もあります。
- 体質やアレルギー傾向赤ちゃんによって肌の強さは異なり、敏感肌の子は湿疹が出やすい傾向があります。
耳の裏にひどい湿疹ができたときの体験
ある日、赤ちゃんの耳の裏にひどい湿疹ができてしまい、小児科を受診しました。
そこで医師から指摘されたのは「洗い不足」でした。
優しく洗うことももちろん大事ですが、汚れが残ってしまうと炎症の原因になるとのこと。その日から意識的にしっかりと洗い流すようにしたところ、数日で湿疹が改善しました。
この体験から、赤ちゃんの肌ケアでは「優しく+しっかり洗う」というバランスが大切だと実感しました。
ボディソープ選びの工夫
頭皮湿疹や肌トラブルをきっかけに、石鹸やボディソープも色々と試しました。
現在は カウブランド ベビー 全身泡ソープ を使用しています。
泡で出るタイプなので洗いやすく、保湿と洗浄力のバランスがちょうど良いと感じています。
ただし赤ちゃんによって肌質は異なるため、家庭ごとに合うものは違うかもしれません。
赤ちゃんの肌は日々変化する
赤ちゃんの肌状態は本当に日々変わります。
- 昨日は湿疹がひどかったのに、翌日にはきれいになっている
- 昨日まで何もなかったのに、急に湿疹が出る
そんなことがよくあります。
すぐに焦らず「少し様子を見る」ことも大切だと感じました。
湿疹がひどいときは医師に相談|病院に行く目安
基本的には清潔と保湿を意識すれば自然に治ることが多い頭皮湿疹ですが、以下のような場合は病院を受診するのがおすすめです。
- 湿疹が広がって頭皮全体や顔まで赤くなっている
- 黄色いかさぶたや膿が出ている
- かゆみで赤ちゃんが頻繁にかいてしまい、出血している
- 数日〜1週間ほどケアしても改善が見られない
- 発熱や全身に湿疹が出ている
我が家でも小児科で塗り薬を処方してもらい、必要に応じて使用しています。薬を使うことで悪化を防ぎ、治りも早かったと感じました。
頭皮の保湿ケアを習慣化
我が家では、頭皮湿疹の予防もかねて 毎朝とお風呂上がりに保湿クリームを頭皮にも塗る ようにしています。
頭皮はついケアを忘れがちですが、しっかり保湿することで湿疹が出にくくなった印象があります。
まとめ
- 頭皮湿疹は皮脂・洗い残し・乾燥・体質などが原因になりやすい
- 耳の裏の湿疹は「洗い不足」が原因と指摘され、しっかり洗ったら改善
- ボディソープは「カウブランド ベビー 全身泡ソープ」を使用中
- 赤ちゃんの肌状態は日々変化するので、焦らず観察も大事
- 湿疹が広がる、悪化する、膿やかさぶたがある場合は早めに病院へ
- 保湿を習慣化することで予防につながる
赤ちゃんの肌はとても繊細ですが、毎日のちょっとした工夫で改善や予防ができます。
同じように悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです。
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